水の庭園世界遺産蘇州は新緑鮮やか



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中国では、新幹線の切符を買うにも
パスポートや人民身分証が必要だ
だから自動券売機も外国人は使えない

延々並んで買う

上海駅へ向かうタクシーで、
携帯を忘れたことに気付き、Uターン

送り出したタクシーで30分足らずで戻って
ドアマンに笑われた

恥多い人生です

なんだかんだで、10時にホテルを出て、
上海新幹線に乗ったのは、12時
順調ならとっくに着いて見学してるだろうに

片道25分40元約640円で蘇州に着く

駅前から片道10分バスで28円
世界遺産拙政園へ
70元1000円の入場料は日本でも高いと思う
狭い遊歩道をぞろぞろすれ違い
時々渋滞で動けない

暑いけど新緑が美しいベストシーズン
世界中から観光客が押し寄せ
木の数より、人間の方が多い

水、木々、花、岩と計算しつくした庭園だけど
暑さもあって、人酔いした

他にたくさんの名園があり、見所満載だけど
一ヶ所で疲れて、運河を手こぎ舟に乗る
約420円30分
中国版ゴンドラです

歩く距離をセービングしたつもりが、
300メートルくらい移動しただけ
船頭さんはサービス精神旺盛で
おしゃべりと歌で片時も静寂はない
しばし、車が通らない運河沿いを小路を散策するけど
無法者自転車やバイクが追い越し、やっぱり危険

通り行き交う車はクラクションは景気付けか?
とばかりに常に鳴り響く

普通、蘇州観光は1日か一泊のオプショナルツアーだけど
庭園や植物園って、何処にでもあるし世界中、気候が似てると、植生も似てて、
配置してある建物や橋がお国柄のアクセントかしら

中国も宮廷庭園はさすがにスケール迫力あるけど
拙政園は意外とチマチマしてて
暑さも加わり、それより小さい園は回る気力無くなり、

到着3時間でめげる
川辺の茶屋で、ゆっくり中国茶をいただく

早めの夕食は得月楼と言う老舗て

蟹味噌のメレンゲのせや、シロエビのバターソテー、桂魚の松葉揚げなどをいただく

美味で見た目も美しく豪華でオススメ
一人5000円くらい
帰りも路線バスで早めに駅に向かうのだが、
そこからがスリル
言葉のわからない外国では、公共交通でバスが一番の難解である
蘇州駅は新しく度肝を抜くくらいデカイ

遠くにその威容を発見し、
やれやれなんとか着いたと安堵したのに
バスはあれよあれよと遥かに通り過ぎて、遠ざかる

時間に余裕がある時は、
気紛れに適当なバスに乗ったりするけど
パスポート番号まで印字された
帰りの新幹線切符は購入済み

乗り間違えたか?どうしよう!
冷や汗が止まらない

売り切れも多く、観光シーズンで乗り遅れたら、
帰れない!?

結局、1キロ四方迂回したのだったが、
構内だだっ広過ぎ
ドキドキしたじゃん

広過ぎ構内は、空港並みに
搭乗フロアまで違う
2階から乗るのだが、1階のエントランスには新幹線表示が全く無い

降りた地下フロアを探したり
不親切な係員も言葉も通じない
乗車時間は迫るし、
30分探し歩き、やっと搭乗口にたどり着いたら、
気が抜けた
乗り場を探し当てるのだって
ドラクエみたいな冒険なのだ

改札は乗車10分前からしか、通してくれない

やっと切符を自動改札に入れたとたん
高らかにブザーが鳴り響き、緑から赤い点滅に変わり
入口が閉ざされた
「エェー!」
同じ切符で夫は先に通っているのに
戻された切符を方向を変えて、
何度も入れ直しても
気のせいか、ブザーはいよいよ大きく、
赤い点滅はギラギラしてくる
10回くらい繰り返したろうか

新幹線が近づき、焦って立ちすくむ夫は
構わず乗り越えろと

もう、私の後ろには異変に同情して心配顔の
中国人や欧米人の人だかり
違う機械を通せとか、切符が間違いないか、
親切にチェックしてくれてるのに?

日本人の名誉のために、
違法なことなんて出来ないよ

何処かに必ず、係員がいるはず
だだっ広い改札を狂気のように走り
一番端っこの係員を見つけ、
半ば怒りで切符を見せる
あれだけ、何度もエラーで騒がれてたんだから、
なんで来ないのよ!!

私の剣幕に押されたか、切符に間違いないことを確認すると
鍵を開けて別ルートから通してくれた

外国では、交通機関を見つけ、切符を買い
乗り場を見つけるという、日本ではごく普通の行動が大冒険で
あらゆる観察力、判断力、体力を使う

新幹線に乗り込むというより、
座席に倒れ落ちた

その後、「桃源郷」でマッサージを2時間四千円
たっぷり身体中労り
帰ったけど、世界遺産より
苦労して往復した新幹線の方が

心にずしりと残る休日となった

なぜ、お金さえ出せばツアーで、
苦労しないで見学できるのに?

大方の皆様の疑問は当然だ

でも日本では、目的地に行って帰るだけで、
こんなにドキドキや達成感は味わえない
ツアーは無難な店が多く、
気ままに世界的名店で名物料理は味わえない

感動も費やすエネルギーも
全く違う
効率は確かに悪いけど

他人任せは、印象に残らない

年中、お馬鹿なドジを繰り返す私だが、
これからも知力、気力、体力が残る限り
自らの旅を続けたいと願っている

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