ギリシャクルーズ始まる

生まれて初めてのクルーズ
目的地まで動くオーシャンビューのホテルであり、
毎日ショーやダンス、フィットネス、プールが楽しめるエンターテイメント施設でもある
昼は観光、夜は次の寄港地に向かいつつ、夕食後のショーを楽しんでいると、意外に忙しい
朝食は果物やシリアルも豊富で、普通のホテル並み
ただ、一つを除いてだが
コーヒーが不味い
世界で最も上質なコーヒーは、味に厳しい日本とフランスに輸出されるそうで、どの国に行っても、コーヒーが美味しいと思うことは、滅多に無い
極上の美味しい味を知ると、圧倒的に多い普通の味に満足出来なくなる
幸せなのか不幸なのか
何しろ本業はジャニヲタの私
友人とKAT-TUNツアー申込みの相談などに忙しく、全く寄港地を調べてない
最初に停まったブリンディチは、三角屋根の可愛い世界遺産に向かうのが、王道だったのだが
街中に遺跡も多いので、ぼんやり観光して、お茶して終わってしまった
アッピア街道の終点だそうだ
夜は劇場でミュージカル、Greeseを観賞
高校生の設定なのに、ずんぐりしたおじさんで女性は体型崩れていなかったけど、ちょっとイメージ違うけど音楽が楽しい
つい、ジャニヲタの癖でスタオベしそうになるの
周りは外国人のお年寄りばかり
ちょっとノリも違うなぁ
翌日はカラコロンからオリンピアを観光
二年後にはここで東京オリンピックの採火式が行われる
子どもの頃から四年に一度は目にしていた遺跡、陸上競技場の入場ゲートを通り、古代のランナーに想いを馳せる
乾いた空気を裂くような強い日差しに、地中海性気候なんて、習った授業を肌で感じる
記念に日常使いのお皿を5枚、最近旅先で求めることが多い
気に入ると良く使うので、すぐに割ってしまうけど、使う旅に楽しかった記憶も甦る
夜は初めてのフォーマルナイト
このためにスーツケースを買ったのだ。アクセサリーだって六種類くらい持ってきた
シャワーを浴びて、ロングワンピースに、お気に入りのレースのストールをまとい、気合いと共に、いざ会場へ
まずは、カクテルラウンジで船長主宰のGreeting
シャンパンなど頂きながら、ビアノに耳傾ける
あちこちでカメラマンが写真を撮ってくれる
後ほどめちゃ高く買うことになるのだが、普段写真館でプロに撮って貰うことになど無いし、
夫は上機嫌でポーズをとる
小さめ写真で15ユーロ、大判は30ユーロ、船長と写真を撮ると小さめでも記念アルバムと共に30ユーロ
結局、写真だけで210ユーロも払うことになる
ディナーは思ったより、略式の人が多いけどそれなりに皆さんおめかし
服装は毎晩、トロピカルやホワイト、60,70,80年代とか、テーマがあって、それぞれに工夫を凝らして、オソロの雰囲気を楽しむ。
ハロウィンじゃないけど、楽しむ時の衣装って大事
食事は普通にスターター
メイン、デザートの三種類ちパンと飲み物
その後は白い正装のオフィサー数人が紹介されて、女性は踊って頂ける
こんな優雅なひとときのタメに、私はいろんな踊りをマスターしてるのだ
さあ、ワルツでもタンゴでもジルバでもチャチャでも何でも来い!
鼻息も荒くなろうというものだ
しかし…
踊って欲しいイケメンが揃う筈もなく、
ブルースらしき動きでゆらゆら漂うだけ
1人だけカッコいい長身に目を付けたものの、あっという間に多国籍オバンが群がり、お腹の突き出たじいさんオフィサーまで奪い合い
私は3秒でリタイアを決めた
劇場に場を移して、船長のご挨拶が20ヵ国以上にも及ぶ船客の言葉で、ご挨拶
もちろん日本語も
数十人は居そうだ
いろんなセレモニーやイベントで印象深い、楽しい記憶を残す工夫、お金を使わせる工夫がされている
ちなみに1日二回、清掃が入るのだが、ホテル並みサービス料として、1人1日10ユーロ、別料金で徴収される
船がターミナルに着くと、市街地まで、レセプションで聞いても安い路線バスの案内は無くて、1回10ユーロのシャトルバスなど、船会社が運行する3倍くらい高い料金情報しか、知らされない
オリンピア行きは路線バスは本数が少なくで、出航時間が心配なので、シャトルバスを利用した
二人で往復52ユーロ、片道30分ほど
とにかく乗り遅れる心配が無いのは有難い
夜のショーのテーマはロック
女性ダンサーはスリムな黒レザーでカッコいいけど、男性がイマイチ
初めてのフォーマルナイトは10時半頃、お開きとなった
明日は白い家並みが有名なサントリーニ島だ


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